デザイン設計 | 有限会社岡本建築設計/T様邸リフォーム工事

この住宅では体に優しい住宅という事を考え、お客様とお話をし、提案をさせて頂きました。

今回のリフォームでは、壁・天井すべて天然素材が100％使用された珪藻土を使用しています。

天然素材以外の不要な物が含まれていませんので、体にも優しいですし、傷つけても目立たず、すぐに修正も可能です。

天井部分の既存鉄骨はあえて露出をさせ、天井を高くする事により、圧迫感が無くなり、部屋を広く感じる事ができます。

床材は無垢材の厚さ15mmの硬木を使用しており、傷も付きにくく丈夫な材料になっています。

床材の色は壁の色と合うようにし、少し色が濃い物を使用して落ち着いた感じになっています。

お客様は美術に携られていた方なので、ピクチャーレールと棚を設置し、お客様の作品を飾れるようになっています。

【ダイニング】
壁の汚れや開口部が小さいので、全体的に暗いイメージが少し感じられます。ボードで覆われた鉄骨部分が低くなっており圧迫感も少し感じられました。

【寝室】

壁は赤茶に近い色を使う事で、外国をイメージできるようになっています。開口部は従来よりも大きい出窓を設置しています。既存鉄骨を露出させ、天井を高くとりました。照明は間接照明にし、壁の色を引き立たせます。

工事前のリビングでは多くの物が置いてあり、開口部を十分に活用できていませんでした。

今回は窓際にあった家具を撤去し、ピクチャーレールを入れ、又作品を展示できる棚を作りました。

リフォーム前は庭が生かされてなかった感じだったのですが、ウッドデッキを入れ、また硝子を透明（ペアガラス）にすることで、外部とのつながりを確保し、ロールカーテンにより外部との関係を調整できるようになりました。